猫が10歳を過ぎて特に気をつけること、高齢化の波が押し寄せています

人間の年齢も80歳、90歳という高齢者も増えてきています。これは住む環境と医療設備の向上、医薬品の調達など様々な要因で寿命が延びているためです。人間だけでなく猫も高寿命になっていき、高齢化を考える必要が出てきました。若い子猫時代から、成人となり昔出来ていたことが出来なくなってきます、何に気をつけなければいけないのでしょうか。
20161109-1

猫の寿命は何年か?

野良猫のデータは統計として出ませんので、家猫の寿命を見てみましょう。一般社団法人ペットフード協会の全国飼育調査で以下のようなデータが出ています。

犬全体の平均寿命は14.85歳(昨年14.17 歳)、猫全体の平均寿命は15.75 歳(昨年14.82 歳)でした。犬は、超小型犬、小型犬の寿命が長くまた、猫の場合、「 家の外に出ない 」猫の平均寿命は16.40 歳、「 家の外に出る」猫の平均寿命は14.22 歳と寿命に大きな 差ありました。犬も猫も、寿命が延びてきていることがわかります。

出典:平成27年 犬・猫平均寿命 一般社団法人ペットフード協会

これによると猫は15.75歳となり、1年前の14.82歳を大きく上回りました。家の外に出ない完全に家のみで生活する猫に限れば、16.40歳となりました。

もちろん平均ですので、これより早い猫もいればもっと長生きする猫もいます。ギネス記録では30歳近い猫がいるそうです。

猫の年齢が10歳を超えると配慮してあげよう

猫で10歳というのは人間で言う初老です。60歳前といった年齢で11歳で60歳位と言われています。毎日の食事も食べるのが遅くなったり、数回に分けてご飯を食べるなど動きも遅くなります。腎臓の腎不全や歯が抜けたり、病気や便秘に気をつける必要があります。

下痢を頻繁に起こしたり、食べたものを吐いたりする場合もあります。よだれが止まらなくなったり、毛が抜けることも増えてきます。場合によっては手術が必要になる場合もあり、動物病院の先生に診てもらいましょう。

段差を無くしてバリアフリーに

人間でも年を取ると自宅をバリアフリーにし、段差を無くしてフラットにさせます。猫も同じでジャンプ力や動きが鈍くなり、つまづいたり上り下りがつらそうになっていきます。特に降りるときにスタっと綺麗に降りるのではなく、ドカッと降りてきたら要注意、きつくなってきた証拠です。

しかし猫の習性として歩き回ったり、高いところに登りたいので段差を増やしてあげて1段当たりの高さを低くしてあげることが大事です。そうすることで今までより筋力が衰えても登りやすくなります。出来る限り足腰の負担を軽くしてあげなくてはなりません。キャットタワーも段々低くしてあげないと、落ちたときに骨を折って骨折したり痛める恐れもあります。

人間と同じで、寝るところのベッド、遊ぶところのキャットタワー、段差などスロープや補助アイテムを駆使して楽に動けるようにしましょう。

温度設定は猫中心に

寒い時は部屋の温度を一気に上げたり、暑い時は冷房を強めにしたりとどうしても人間寄りの設定にしがちです。しかし若いときなら自分で動き回ったり、丁度良い温度や位置を探したりも出来ましたが年を取るとそうはいきません。

猫の適正温度も年々変化していき、去年と同じような温度設定では負担をかけてしまいます。徐々に人間が我慢するようにし、猫の快適温度にシフトしていきましょう。

猫がいるなら「引越し」や「模様替え」は極力控えて

引越しや模様替えは、今までの環境と大きく異なる状況の為、老猫ならなおさらストレスが溜まります。今まで同じ状況でないと落ち着かないですし、引越しで知らない方がバタバタするとパニックになることもあります。どうしても引っ越す場合は、落ち着ける場所に待機させるか、飼い主と一緒にいましょう。

模様替えも大掛かりだと、今までと同じようにくつろげず、疲れも溜まります。若い猫ならその時だけ我慢して耐えますが老猫には体力がなく疲れさせてしまいます。負担をかけさせずに済む方法を1番に考えてあげてください。



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