猫を飼っていると困るのが壁の引っかき行為です。壁をスリスリしたり、なめたりする程度ならマシですが、爪とぎをしようと引っかくので傷が付いてしまいます。それが借りたばかりのマンションやアパート・新築の戸建てなら目も当てられません。対策方法としては2つあります。
放っておくと壁紙がえらいことに・・・
猫を3匹飼っている方に聞くと、壁紙が悲惨なことになっていました。
我が家の猫ですが、壁紙を引っかいて段々と止まらなくなってしまいました。とにかく壁紙を引っかくことが好きになってしまい、家中のリビングや寝室や寝室の洋室に限らず、ありとあらゆるところで壁紙をボロボロにしてしまいます。
家の猫は3匹いるのですが、1匹がふとしたことから始めてしまい、それに続けといわんばかりに、残りの2匹も続いて壁紙がボロボロになりました。注意をしても聞かずに皆で毎日の日課となっています。
壁を引っかいても傷が付かないようにする
壁紙を引っかくという行動は、猫の爪とぎの習性から抑えることは出来ません。ということは、猫が爪とぎをしても良いような環境にすると良いわけです。そこでどうしたかというと、壁紙の上にさらに壁紙を貼り付けました。
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様々な壁紙グッズが売っていますが、何といっても重視したいのは壁紙であることです。壁紙の上に変な色やデザインの壁紙を設置すると、景観を損なうというかダサクなってしまいます。そのため、半透明を重視します。そのことによっていつもの室内で、いつものように引っかいても本来の壁には傷が付かないというわけです。
しかしマンションやアパートなら退去時が心配です、そういうときは後から綺麗に剥がせるタイプを選びましょう。そうすることで、猫用壁紙が傷んでくれば(消耗品なので)、剥がして新しく上から貼るだけというわけです。
3匹猫を飼っている方は、後から気付いたそうですが出来れば猫を飼う前に壁紙は貼っておくべきでしょう。そうすることで、引っかく行動をストップさせて猫にストレスを与えることもなくなります。
壁以外に引っかきたい興味をそらす
猫が爪を研ぎたくなるような場所を提供してあげると、猫はそこで爪を研ぐようになります。それが壁や柱に設置して猫をおびき寄せることが出来ます。ダンボールを貼っている方もいますが、このようなきちんとした板なら見栄えも悪くなく、ここで爪を研ぎたいと思わせれます。
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木製は耐久力が高いとは言っても消耗品です。ある程度磨り減ってきたら180度回転させたり、車のタイヤの入れ替えのようにして長持ちさせましょう。決まった箇所で爪を研ぎ始めたらこっちのものです。
猫の壁対策は引っかいても良いようにするか、グッズを買う
多頭飼いの方は、猫用にひっかき対策グッズを買って遊ばせてあげると、部屋が綺麗になりました。もっと早くグッズを買ってきていれば良かったのと、家中がボロボロになったのでショックでした、と言っておられました。
壁紙の上から貼る場合は、ビニール壁紙・ベニヤ板・プリント合板・コンクリートやモルタルなどによって相性があるため、購入する際は注意が必要です。実際に貼ってみたら付かなかったという事を防ぐ為に、あらかじめ自宅の壁を確認しておきましょう。
引っかくこと以外は行儀の良い猫も多く、解決すれば毎日楽しく過ごせるという飼い主さんも多いのです。