ちっちゃな、ちっちゃな子猫との出会い

大阪府にお住まいの30代の女性のお話です。雑種のキジトラの雄の子との出会いです。20161203-1

早朝に出会ったちっちゃな出会い

私は仕事柄、早朝に外を回ることが多くありました。数年前から外で猫を見かけると、話しかけるようになっていました。

「おはよう 今日元気無くない?」等と、あまりに普通に親しげに話しかけていました。そんな私に初めは訝(いぶか)しげに、遠巻きにして冷めた目で見守られていました。

そんな事を繰り返していると、 段々と「害がなさそうだな」と判断されたのか、次第に撫でさせてくれるようになりました。そんな時に出会ったのが、現在一緒に暮らしている雑種のキジトラの男の子です。

本当に小さかった

その子猫はお母さん猫に連れられて、私の方へまるで促されるようにして現れました。小さくて可愛くて、その子は真っ白のソックスを履いていました。

最初はびくびくと逃げ回っていましたが、日に日に会っていると懐いてくれるようになり、とても可愛くて仕方がなかったのです。

飼い犬との別れ

その当時はというと、自宅で「猫アレルギー」の犬を飼っていたので、猫を引き取るという思いはまだありませんでした。しかし成長しても、ずっと子猫のように小さいことが気掛かりだったこともあり、風邪を引いて衰弱していた時は連れ帰って看病をしていたり 、いつか必ず引き取ろうと心に決めていました。

そんな折りに、愛犬が突如ガンで数日の余命宣告を受けました。そしてあっという間に天国へと旅立っていってしまいました。突然の事で半年程は家族共々、放心状態が続いていました。

悲しい思いをまたすることになる、しかしそれでも

またこんな悲しい思いをするのは嫌だ、と家族に断固反対され、中々猫を引き取れませんでした。しかし身体も弱く、本当にずっと小さいままなので心配な旨を伝えて、何とか家族を説得して、自宅にお迎えすることができました。

体の弱い子を母猫は託した

あの時母猫は、我が子の身体の弱さを見抜いて私に託したんだろうなぁと、今でもそう思っています。今ではその子を引き取った時に、同じく体が小さくて心配な子がいたのですが、その子も一緒に連れ帰りました。そしてその子との間に生まれた我が子にも囲まれて、みんな健康で、立派なほど肥えてきて、毎日楽しそうに暮らしています。

無くなった愛犬が猫を導いてくれたのでしょうか、あの時のちっちゃな出会いが、今の大きな幸せになりました。



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