猫の目の大きさと動体視力について

猫の目は人間とは異なり、視力も違えば見え方も異なります。色の認識や瞳孔の調整など、特に暗闇で光る猫の目を見ると、思わず見てしまう方も多いのではないでしょうか。猫は野生溢れる夜行性の動物です、どのような仕組みなのでしょうか。

猫の目の大きさ

猫は元々夜行性の為、暗闇で活動しやすいように目が発達しています。猫を見る度に目の大きさが違う、と思われる方も多いでしょう。瞳孔は人間の3~4倍位まで大きくなります。目が細い場合と大きい場合の違いを見てみましょう。
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このように昼間では、光があまり目に入らないようにするため瞳孔が細く小さくなります。その反面夜では、僅かな光でも見えるようにするため、瞳孔が大きくおめめパッチリとなります。目が細く小さいと怖く見えたり、目が大きいとより可愛く見えたりと印象もかなり異なります。もちろん、昼間でも暗い場所や夜でも明るい場所では大きさが異なります。光の量によって自動的に変化しているのです。

猫の視力

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猫の視力は人間と比べてよくありません。人間の場合は携帯電話やテレビなどで徐々に悪くなってくる場合が多いですが、猫の場合は元々視力が良くないのです。

猫の視力は0.2前後といわれており、近くのものを見るのは問題ありませんが遠くはぼんやりとしか見えません。ピントを合わせるための筋力が弱いため、近くのものしかピントを合わせることが出来ないのです。

猫は野生なのにハンターとして狩りが出来ていたのでしょうか。近眼では遠くの物体を判別できないので、遠くに飼い主がいても寄ってこないのは見えないからです。眼鏡やコンタクトレンズを付けている方なら分かりますが、外すと声でも出されない限り誰なのか判別がつきません。

遠くの獲物をターゲットにするのではなく、近くの獲物をターゲットにするのでネズミなどは格好の獲物です。そして視力が悪くても動体視力が良いため、十分にカバー出来るのです。

猫の動体視力について

反射神経が良いといわれている猫ですが、特に子猫の頃は素早く動き回って手を焼きます。夏に出る虫に蚊がいますが、あまりにも素早く叩こうと思っても避けられます。これは蚊の動体視力が人間を上回っているためで、スローに見えて避けやすくなっているのです。

猫の動体視力も人間よりは良いので、スローに見えているという説があります。テレビを見るとコマ送りの紙芝居のように見えているのでしょうか。

猫がテレビにあまり興味を示さない理由

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猫と一緒にテレビを見ていると猫はあまり興味が湧きません。その理由は動体視力が良すぎるからというのが理由です。猫は動いている物体に興味を示しますが、テレビは映像の中が動いているだけです。

立体的に物を捉える優れた目を持っている猫には、現実味のない動かない箱という認識が強いのでしょう。テレビの中が動くより、ドッキリ番組のようにテレビ自体が動けば猫は喜んで飛びついていくに違いありません。



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